KeinoTaba

雑想日記です。。。

大学時代、鞄にはいつも「きらきらひかる」が入っていた

特別お題「青春の一冊」 with P D MAGAZINE
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/pdmagazine

正確には、高校生から大学5年間、鞄にはいつも江國香織さんの「きらきらひかる」が入っていた。

 

あの頃の自分にとってはお守りのように、「きらきらひかる」の文庫本を一冊は持ち歩いていたし、フラリと入った書店で見つけると、つい手にとって買っていた。

 

そんなことをしていたせいで、多い時には7冊くらい手元にあったと思う。

 

暗記するくらい読んだ、と言えたらいいけど、実際は何度読んでも初めて読んでいる気分で、ふいに覚えているのを思い出して、安堵したりもした。 

 

今思えば、私はこの本をひとつの定点にして、何かを量っていたんだと思う。

 

20ぐらいまでは、表面的にはともかく、内面はぐらぐらだった。情緒不安定とまでhしかなくても、自分でもヤバさは感じていた。

 

それは年齢的な不安定さだったと思う。

 

きらきらひかる」を読んで、登場人物の誰かに共感したとか、慰めになったとか、そういうワケじゃなく、ただ本という物質の安心さと、活字を追える安らぎと、江國香織さんの言葉が好きだった。

 

今でもそれは変わらないけど、あの時ほど縋ってはいない。

 

青春の一冊と呼べる熱量はないけど、確かに江國香織さんの「きらきらひかる」は、一時期の自分にとってかけがえのない本でした。

 

きらきらひかる (新潮文庫)

きらきらひかる (新潮文庫)

 

 

元旦には間に合わず

2015年の大晦日に熱を出し、熱が下がったから近所の伏見稲荷に初詣に行ってみたら、坂道の参道を十歩も上がったところで貧血で座り込んでしまった…σ(^_^;)

貧血始まりの2016年。40歳ってこーゆーことかしら?と思った今年は、護国神社と再度挑戦の伏見稲荷で健康祈願をして、引いたおみくじはどちらも揃いの「吉」で。

吉だから特に悪い事は書いていないのはいいにしても、別にいい事も書いていない。

なぁんか…いろいろとピリッとしない正月です。

今年の抱負は、ブログの更新頻度を上げて、「書く」生活をしようと思っています。
内容は、まぁ、そのうち着いて来るさね。

後は、重曹うがいを続けることと、健康維持に気を配ること。もうちょっと筋肉つけた方がいいかな。

新しい事を始めたいです。まだ具体的な何かは決まってないけども。

体力つけて、釣りもして、風邪引かないように、身体も鍛えて。
カラダにガタが来る40代に乗り込もう!

馴染んだ映画を何度も観たくなるのは年のせいかも。

お題「何回も見た映画」

最近、Apple musicで音楽生活を始めました。ここで聞きたがる曲が、悉く前にCDで持っていたものばかりで、我ながらそれどーよ?

 

折角の無料期間に、新しい聴いたことがない曲を試してみないの❓

 

ちなみに一番最初にApple Musicで聴いた曲は、ライムスターのアルバム『噂の伴奏』だったのが自分でも意外だった。

 

で、本題。

 

何回も観たくなる映画の第1位は、『海の上のピアニスト』かな。美しい映像、美しいストーリー、美しい旋律。

 

 ティム・ロスの透明感に魅せられた。

海の上のピアニスト [DVD]

海の上のピアニスト [DVD]

 

 

 (後のドラマシリーズ『Lie to me』で、喰えないおじさん具合にまた惚れたりもして)

 

 

 

 

他には、『グッド・ウィル・ハンティング』、『善き人のためのソナタ』、『最強のふたり』、『愛を読む人』、『最終目的地』、『ショーシャンクの空に』、『スラムドッグ・ミリオネア』…。

 

物静かで、肚にストンと落ちるセリフがある。

 

好みの映画の条件を言うとこの2つが大事で、だから、人には少し退屈な映画が好みかもしれない。

 

11月に試写会で見る機会があった、トム・ハンクス主演の『ブリッジ・オブ・スパイ』も好みの映画だった。派手な作品ではないけれど、トム・ハンクスの誠実な人柄が充分に活かされている作品で、この役は彼でなければならなかっただろうと強く思った。

 

尤も、私は主役のトム・ハンクスよりも旧ソ連のスパイ役の人の方が更に好みだったのだけど。

 

スパイがintelligenceと云われる意味が分かる。知性と理性がなければ、スパイ活動なんて出来ないもんね。

 

上に、2つの好みの映画の条件を挙げたけれど、勿論それ以外の映画も好きだ。

 

例えば、黒澤明作品はどうしても好きだし(最近、『まあだだよ』を観た。なんて愛しい作品なんだ!と驚きました)、ペドロ・アドモドバル作品の『オール・アバウト・マイ・マザー』『バッド・エデュケイション』も好きだ。

 

…書いてて、あんまりタイトルと合ってないような気がしてきた…σ(^_^;)

近いうちに書き直すかも。

思ったようには書けないのは何のせい?

今現在、手元にあるのはiPhone6とiPad mini。これでの入力が結構辛くて、更新が滞っている...うん、ちょっとは。

思っていたよりも、ブログを書く時間が取れてないというexcuseもあるけど、実際は何を書いたらよいのやら〜!?(・_・;?というカンジ。

読んでる本は、読了まであとちょっと。
試写会で観てきた映画「ブリッジ・オブ・スパイ」の感想は書けるかな。
世界野球プレミア12は、中田翔選手の活躍に瞠目している。

興味があることは、それなりにあるから、書けなくはないんだけど、どうも二の足を踏んでしまう。
まぁ、理由は分かっていて、ブログを書く「意味」なんてものを、柄にもなく気にしてるせいだ。
柄にもないんだけどね。

師匠のように明確な目的があるといいんだけどなぁ…。

秋。紅葉とその終わりの間に。

日曜日にJRで倶知安に帰った。

札幌から余市まで混んでいて、コートとカバンとユニクロの袋を棚に乗せて、手にしていた『内田樹による内田樹』を読んでいた。

仁木からはやっとゆっくりと座れて、手には本を、耳には音楽を、そして目はつい車窓に向いた。

きれいな秋晴れの夕方近い時間。
本に目を落としていたのに、つい、目の端に紅葉や曲がりくねった小さな川が見えたりした。

たぶん、もともと水の流れとかは好きだった気がするんだけど、こんなに小さな川すら目が留まるようになったのは、パートナーの「いい川だねぇ」という口癖(❓)のせいだ。
その影響をうれしく想うのは、実際に川を見るとうれしくなってしまうからで。

銀山から小沢の間。
随分と小さな川がよく見えるなぁ〜と思っていたら、線路に近い木々の葉がほとんど落ちていることに気付いた。
夏の間はもりもりと繁った葉っぱに隠れて見通せなかった地面が、葉が落ちて見えるようになっていた。
もう紅葉は終わったのかなと、葉が落ちて寒々しい裸の枝を見ていたら、急に胸が詰まった。

思い出したのは、前職の奥さん。亡くなった時、病院で最後の挨拶をした時に、「流木みたいだな」と思った。
燃え尽きて、やっと大好きな旦那様のところに行けるんだな、よかったね。
もう魂の抜けてしまった亡骸を目にして、そう思ったのを思い出した。

思い出して、その唐突さにびっくりして、こんな時間が持てたことを嬉しく思った。

…この流れで仏壇に手を合わせに行けばよかったんだけど、手ぶらだったので見合わせてしまったσ(^_^;)

次は…何かお土産を持って、手を合わせに行こうかな。



文化の日から始めよう

本当は40歳の誕生日から始めようと思っていたブロガー生活。

スタートから、さっそく予定倒れとなってしまったけども、気にせず行こう( ^ω^ )

 

自己紹介としては、ほやほやの40歳、独身、女、北海道札幌在住。

活字中毒気味で、最近ヘビーリードしてるのは、内田樹(うちだたつる)さんを中心にその周辺を広く、浅く。

小説類はほとんど読んでいないのが、反省点。ちなみに、ホントは小説家志望。

 

読書、映画、音楽、それから外国語関係。

そんなところを書いていく予定なので、よろしくお願いします(・ω・)ノ